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大阪 都島区 野江内代駅より徒歩1分・おおさか東線JR野江駅徒歩6分【髪質改善専門】完全予約制のプライベートサロンleaLEA(レアレア)水からこだわる美容室/外から見えない美容院/【大人女性のマイナス10歳を叶える美容室】
ヘアカラーとはなに?と聞かれると、髪の毛を染める物!
しかし、どういう原理で染まっているのか?意外と知られていない・・・
まぁ美容師は知っとかないといけない事だけど、お客様は知る必要もない事。
でも気になる方も実は多い!少し知るだけでもちょっと嬉しくなる!
知って何かが変わるかは・・・正直???です(笑)
知りたい方だけ先にお進みください!!
ヘアカラーリング概論
ヘアカラーの始まりは古代エジプトまでさかのぼります。
古代では、毛髪の色を変えるというのは、美の為というよりも宗教または魔法行為の一部でもあった。
伝説によると、回教の開祖マホメットはヘンナ(ヘナ)で自分の顎鬚を染めていたといわれています。
歴史上、最も金髪を欲してたのは古代ローマの貴婦人達であろう。
ローマ帝国建設途上において北欧の捕虜達の金髪を見て羨ましく思い、彼女達は黒い毛をブロンドに変えようと涙ぐましい努力をしたことが書物に残されています。
現在でも白髪染めに欠かすことが出来ない主力染料であるパラフェニレンジアミンが発見されたのは1863年で、これがヘアカラーとして応用されたのは1883年といわれている。
日本では1905年に初めて白髪染めが発売され、それ以来染毛料といえば白髪染めを意味してきた。
日本人の場合は暗褐色の毛髪が原因し、求められる点も白髪染めに限られていたが、現在においてのヘアカラーは老若男女を問わず、ファッションの領域を超えて一種の生活習慣の一部として定着しているといえます。
ヘアカラーは永久染毛料と半永久染毛料、一時染毛料と脱色剤などに分類され、数多くの種類が出現し多様化する要望に応えられるようになっています。
それぞれのお客様にふさわしいヘアカラーを提供できるようにヘアカラー技術の向上とともに染毛剤の性質、毛髪の知識、色彩原理、カラーコーディネイト、カウンセリングなどの総合が求められます。
ヘアカラー剤の種類は一体いくつある?種類と特徴
実はこんなに細かくあるんですよ!!
化粧品
一時染毛料
顔料
ヘアマスカラやヘアファンデーション!汗やお風呂で簡単に取れるので、カラーに行きたいけどいけない時などに顔周りだけ白髪隠しとして使ったりします!
- 手軽に使用できる
- 表面付着
- 1回のシャンプーでとれる
- かぶれ、毛髪のいたみはほとんどない
- 汗などには比較的強い
半永久染毛料
酸性染料・HC染料・塩基性染料
マニキュアなど髪の表面コーティングをするもの。鮮やかな色や、手触りも良くなります。しかし、色持ちはあまりよくなく、明るさも明るくはできない。
- 色が鮮やか
- ツヤ感が良い
- HC染料はヘアカラーの直接染料と同じタイプ
- 塩基性染料は+イオンを持つ
- 色持ちはよくない約2週間~4週間
- 髪を明るくすることはできない
- 安全性は高い
- 根元からは染めることができない
医薬部外品
永久染毛料
酸化染料(2剤式)
一般的な「ヘアカラー」とは、この酸化染毛剤のことを示すことが多いです。”おしゃれ染め”とか”白髪染め”と呼ばれるものも基本的にこのタイプです。
1剤に酸化染料とアルカリ剤 2剤に過酸化水素が含まれており、使用する直前に混ぜることで効果を発揮します。
アルカリ剤と過酸化水素により髪のキューティクルを開き髪のメラニン色素を脱色し、
酸化染料を髪内部にまで浸透させることで髪を染めるという仕組みになっています。
つまり、髪の毛を”脱色する作用”と”染色する作用”の両方も併せ持っており、色の種類も豊富なため、
他のカラー剤よりも髪の色を変えやすく、現在のヘアカラーの主流となっています。
発色がきれいで色もちがよく、白髪も染めることができたり、期間も2~3ヶ月と色持ちがよいのが特徴です。
そんな便利な酸化染毛剤ですが、髪の毛を明るくする作用があるために、髪の毛にダメージが出やすいことと、
酸化染料の中にジアミン(パラフェニレンジアミン)と呼ばれる髪に黒やブラウンを作る元になる色素が、
かぶれやアレルギーの原因になる可能性があるので注意が必要です。
- 現在のヘアカラーの主流
- 明るくも暗くもでき、色味も豊富
- ジアミン染料が入っておりアレルギーの可能性がある
- 1回の使用でしっかり染まり、シャンプーしても落ちにくい
- 染めた後、毛髪の手入れが十分でない場合、毛髪をいためるおそれがある
脱色剤・脱洗剤
「ブリーチ」の名の通り、髪の毛を脱色する作用があります。
「ライトナー」とは一度ヘアカラー剤で染めた髪を脱染(染料を取り除く)や、一定の明るさまでになるように調節したものです。
アルカリ剤と過酸化水素が反応し、髪の内部のメラニン色素を分解・脱色して髪色を明るくします。
酸化染料などの染料は含まれてませんのでジアミンアレルギーの心配はありません。(ブリーチ反応による頭皮への刺激はあります)
髪の毛の色を一度に早く明るくするには最適ですが、髪へのダメージは大きいので注意が必要です。
美容室としてはブリーチは縮毛矯正と並ぶダメージの起こりやすいメニューになります。
- 色は無いが髪の毛を明るくすることが出来る
- 酸化染料によって、黒く(濃く)染められた毛髪の色を完全に脱染することは困難である
- パワーが強いので、髪は傷みやすい(手入れが十分でない場合、毛髪がアルカリに傾くため)
- 頭皮につくとシミやすい
- 酸化染料が配合されていないため、かぶれを起こすことは、ほとんどないが、刺激による炎症を起こす恐れがある
染毛のメカニズム
酸化染毛剤
アルカリ性タイプカラー
酸性・中性タイプカラー
酸性染毛料
ヘアマニキュア
ヘアブリーチ
カラーの特徴を知る事で自分に合うヘアカラーを選ぶ
一概にヘアカラーと言っても、医薬部外品・化粧品とこんなにたくさんのカラー剤の種類があります。
一般の方が望む髪色や安全性について的確なものを自分で選ぶのはとても困難です。
ホームカラーは安くてお手軽かも知れませんが、
失敗して思った色にならなかったり、髪の毛が傷んだり、肌がかぶれたりなどのトラブルが起こってしまうと、
後で、何倍ものお金や時間がかかってしまいます。
使用するヘアカラーは、なりたい色や頭皮の状態などを確認した上で信頼できる美容師さんと、
一緒に相談して決めるほうが良いと思います!!
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